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ユコマンベツ沢は釣り人にはお馴染みの川で滝も多い。天人ヶ原からユコマンベツ川に入川し渓流魚のライズを見ながら遡行するとやがて左側の断崖上に滝が見えるが樹木に隠れて全容は見えない無名の滝1この滝は突き上げる沢底が流木などで埋まっているが上部が滑滝、最後は写真の様に成っている。更に本流を遡行すると右手に小さな滝「高さ30メートル前後の水量の少ない滝」で湧水が滑滝になつてを落ちている。此所を過ぎると沢の様相が一変、両岸が切り立ち沢底には巨岩が所狭しと立ちはだかり激流が走る。水量が多い時の遡行は出来ない。巨岩帯の最奥は両岸に緑色の苔が付き、さながら苔の洞門といった雰囲気で奥に二段の滝が架かっている。この滝はロッククライミングの用意があれば通過も可能だが、登磐用具なしには通過できないため下流から大きく高巻くしかない。滝の手前に釣り人が設置したと思われるザイルが架かっているが危険だ。この滝を何とか過ぎると後はそれほど困難な所もなく遡行できる。途中数カ所の小滝があるが温泉近くになって川と道路が近づく所まで来ると左側に滝が架かっている無名の滝2この滝は少し変わっていて途中まで斜面の側面を半トンネル状無名の滝3~4になって下り最後に滝になって本流に落ちる。この滝の沢の上流で国道を越えたところに天女の滝がある。滝の手前から斜面を直登すると国道に抜けられる。更に本流を遡行すると小滝が数カ所あるが中でも無名の滝5は綺麗な滝だ。この滝を過ぎるとまもなく行き止まりの駒止の滝が見えてくる。天女の滝は水量が少ないので夏は見劣りするが国道からみられることが利点だ。駐車スペースも有るのでついでに立ち寄ってみるには都合がよいが殆どの人は気付かずに通り過ぎている様だ。旭岳周辺には他にも滝があるがアプローチは困難な所が多い。旭岳地獄谷から下ると地獄滝があるが夏は水枯れする。ピウケナイ川にはピウケの滝があるが春先の固雪のシーズンにスキーで行くのが最も有効な手段のようだ。忠別川支流熊の沢にも大岩橋から4kmほど遡った所に大きな滝がある。沢通しでは滝で行き止まりに成ってしまう。熊の沢近くの国道から鹿を襲うヒグマが目撃された事もある文字通り熊の通り道で季節を選ばないと非常に危険な所だ。二見沢にも滝が有るがルートは無く川を遡行する事も無理。以前この沢の砂防工事のため林道をつけたというが今は探す事すら難しい。今度は旭岳ロープウエイ駅脇の登山道を10分ほど歩き左に曲がると勇駒別川源流に架かる橋があり、ここから川を遡ると温泉が滝のように流れ落ちている所があり、その上が滝になっています。更に遡ると今度は山側の崖から湯が吹き出し、白糸の滝となって流れ落ちる。
昔、軍事演習でこの滝から馬が進むことが出来なかった処から駒止の滝と呼ばれる様になったというが真偽の程は不明。駒止の滝は三段の緩慢な鍵型になって流れ落ちている。滝見台の側は崖になっていてザイルなしに下るのは難しいが、近くに釣り人の通るルートがあるのでそれを利用して沢に降りられるが、装備は沢歩きのスタイルでないと滑りやすくて無理でしょう。駐車場の先に滝の展望台が有ります。展望台では柵からは出ない様にしてください。
所在地 東川町旭岳温泉 ユコマンベツ川
高さ幅 全ての段を合わせて15メートル位か
駐車場 旭岳温泉の手前に駒止の滝 駐車場
旭岳温泉の少し前にあるログハウス付近に3メートルくらいの小滝がかかっている。天女の滝という名前を貰っているが、水量も少ないので夏は見劣りする。ただ道道際にあり駐車スペースから眺められることが唯一の利点で、ついでに立ち寄ってみるには都合がよい滝ですが、気づかずに素通りしてしまうかも。昔はこの小さな流れにニジマスがいたのですが最近は完全に姿を消してしまいました。
所在地 東川町旭岳温泉 ユコマンベツ川
高さ幅 全ての段を合わせて4メートル位か
駐車場 旭岳温泉の手前に駒止の滝 駐車場
天人ヶ原から遡行し右側にある二つの滝を過ぎるとまもなく両岸が切り立ち沢底には巨岩が所狭しと立ちはだかり激流が走るようになる。水量が多いときの遡行は出来ない。巨岩帯の最奥は両岸に緑色の苔が付き、さながら苔の洞門といった雰囲気。その奥に三段の滝が架り大雪山から駆け下る清水を一気にはき出しているかっている。滝壺は小さいが深い。滝の手前に釣り人がつけたと思われるザイルが架かっているがかなり危険で使用は出来そうにない。登磐用具なしにはとても通過できそうにないため、下流から大きく高巻いた方が無難な選択。この滝を何とか過ぎると後はそれほど困難な所もなく遡行できる。
所在地 東川町天人ヶ原 ユコマンベツ川
高さ幅 全ての段を合わせて6メートル位か
駐車場 天人ヶ原の養鱒場跡付近に駐車して遡行
天人峡温泉は忠別川上流にありホテルは4件。羽衣の滝や敷島の滝、白糸の滝の散策やトムラウシ山への登山基地となっている。東川から旭岳の南山麓に広がる原生林中を流れる忠別川に沿って遡っていくと、やがて7賢峰と呼ばれる柱状節理の峡谷が現れる。この柱状節理の断崖絶壁は、天人峡を囲むように羽衣の滝付近まで続き壮観な眺め。天人峡トンネルを抜けた先にある駐車場に車を置いて、忠別川の上流側に向かって歩き、橋を渡った所に建つホテル天人閣を過ぎると、羽衣の滝への遊歩道が続く。天人閣の前は染み出している地下水によっていつも濡れている絶壁の1枚岩からなる涙壁がある。温泉の泉質は含食塩芒硝線で外傷やリュウマチに良いということだ。
特別天然記念物に指定されている羽衣の滝の名前は大正時代の文人、大町圭月が名付けたと言う。落差270mの北海道一の高さを誇り、全国でも3位の名瀑で日本の滝百選にも選ばれている。旭岳の残雪が解けて流れ落下するアイシホップ沢とポンアイシポップ沢の2つの滝が中程で合流、一本にまとまって絶壁に掛かり、左曲右折270mを7段分かれて忠別川に落下すると言うが、滝見台より羽衣の滝を見ると滝の全体像がよく見え7段ではなく14段の瀑なのが判る。見晴台から見ると遙か上からの7段の滝と滝壺を眼下に見る事ができ、天女の羽衣の優美さをもって、北海道の滝ここにありだ。ホテル「天人閣」から忠別川沿いの良く整備された遊歩道を、カツラの大木や見事な紅葉みながら歩くこと600m、約10分程で滝に到着する。滝見台には約1時間半(往路のみ)の軽登山となる。滝見台から見る羽衣の滝は壮観。ここからは連続する14段が確認できる
所在地 忠別川支流アイシポップ沢、二見沢
高さ幅 落差270m 道内第1位、全国第2位
駐車場 道道213号線、天人峡温泉公共駐車場利用
天人峡グランドホテル前から化雲岳、トムラウシ山に向かう登山道が延び急な登りを登り切るとまもなく滝見台に到着する。ここからは羽衣の滝の全貌が見え渓谷の上に旭岳が聳えている。もう一つは天人峡神社から天人峡登山道を登り瓢箪沼に行くコース。途中の渓谷台からは敷島の滝が正面に見え忠別川が大雪を切り裂き深い渓谷を作っているのが見える壮観です。瓢箪沼は周囲を赤蝦夷松や樺に囲まれた小さな沼で天気が良ければ旭岳がその勇姿を湖面に映す。どちらのコースも急登は避けられず、濡れている時は滑りやすい。虫除けスプレーも必需品だ。旧沢登りコース、クワウンナイ川も滝が多く、滝の瀬十三丁が知られている。渓流釣りで入渓する人もおおい。
敷島の滝は羽衣の滝よりさらに忠別川を上流側に歩くこと1.5Km、約30分の道程だ。がある。敷島の滝は忠別川の本流にかかる高さ20m幅60mの滝で羽衣の滝とは対照的に男性的なイメージの滝だ。特に春の水量が多いときはダイナミックな滝の轟音と無数の飛沫が舞う様は時に恐怖感を抱く忠別川本流の豪瀑。遠目にはさほど迫力を感じないが近づけば滝の轟音と無数の滝の飛沫が舞う様にその迫力が実感できるだろう。水量の少ない時は羽衣の滝の印象に負けてしまう。羽衣の滝から先の道はあまり整備が行き届いておらず、吊り橋を渡ったら登山道そのもの、時には大岩のゴロゴロした川原歩きもある。従って靴はしっかりしたものが望ましい。羽衣の滝より700m進んだ所に白糸の滝が有るが名瀑羽衣の滝と敷島の陰に隠れて霞んでいる。紅葉に関しては敷島の滝周辺が特に美しい。
所在地 東川町天人峡 石狩川支流忠別川
高さ幅 落差15m,幅60m位
駐車場 天人峡温泉公共駐車場利用
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