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天人峡の泉は天人峡温泉街の裏手にあり、川を挟んで対岸側にあるため近くに行くことが出来ない。岩盤の割れ目から湧出しその水が真っ直ぐ川に流れ落ちていて、天人峡公営駐車場から見られます。旭川市内から天人峡までの道中にも何カ所か湧水がある。◆上川郡東川町天人峡
天人峡公営駐車場で天人峡の泉を見た後は、温泉街の一番奥にある天人閣へ。天人閣は開湯百年を超える老舗で、天人峡登山道や羽衣の滝・遊歩道の入口となる。売店やレストランは宿泊者以外でも利用しやすい。手軽に羽衣の滝を鑑賞した後は天人閣温泉で旅の疲れを癒して下さい。温泉の浴場入り口に、大雪山の百年水と書かれた水飲み場があり、天然の湧き水のようです。◆上川郡東川町天人峡 TEL:0166-97-2111
登山道入り口前にあり、滝見台にはここから登ることになる。トムラウシ山登山道と途中までは同じルート。そんな訳で登山の帰路に駆け込むのがここ。目の前に温泉があると他に行く気力が失せる。眼前に迫る柱状節理の大岩壁をみながらの露天風呂が良い、冬はエゾシカが良く姿を見せる。◆美瑛町字天人峡 TEL:0166-97-2311
北海道の屋根と呼ばれる大雪山は、一つの山の名称ではなく北海道の中央高地を形作る山々の集まりを指している。アイヌの人々は大雪山の山々をヌタップカウシペ『川が曲がりくねった所の上に何時もいるもの』またはカムイミンタラ『神々が遊ぶ庭』と呼んできた。大雪山は大きく表大雪、北大雪、東大雪、十勝連峰に分けられ総面積は神奈川県に匹敵する。大雪山連峰の主峰は旭岳で標高2.290m、周辺は手つかずの自然が残こる。6月下旬頃より高山植物が開花し登山者で賑わう。
旭岳山腹に湧く温泉で、大雪山の登山口になっている。温泉の発見は開湯は1914年と、温泉としての歴史は比較的新しい。旭岳温泉の周囲には広い範囲で温泉の自然湧出があり、一体が一大地熱地帯であり湧水帯でもあるのがわかります。宿泊施設はホテルや民宿が10件のほか野営場がある。旭岳温泉の宿泊施設ではどこも日帰り入浴が可能。
大雪山の主峰旭岳の麓にある旭岳温泉を中心に、約10分で回れるクマゲラコース、ハイヒールでも大丈夫なのコマクサコース、ナナカマドコース、変化に富んだ見晴台コースの自然探勝路があり、見晴台コースではナキウサギの声を聞くこともある。また旭岳ロープウエイ駅前の広場には日本で一番遅いお花見が楽しめます。時間に余裕が有れば旭岳ビジターセンターに立ち寄り、高山植物、山の生き物や自然などの展示を見てから行くと良いだろう。
見晴台コースは旭岳自然探勝コースの中でも標高が高く、コース途中では大岩が裸出した丘陵部を通り文字通り見晴らしの景観がよい、岩礫帯ではナキウサギの声を聞くことも。植物の種類も地形に合わせて変化に富んだ全長約2㎞、約3時間のコース。旭岳温泉の公共駐車場に車を止めてビジターセンターまたは、温泉入り口の駒止の滝前駐車場に駐車し、新栄館横からスタートすることになる。探勝路を登っていくと蕗ノ葉にギザギザをつけたような葉の中央近くに白い梅の花のような花をつけている不思議な花サンヨウカが咲いている。ツバメオモトやイワツツジ、ウコンウツギムラサキヤシオ、チシマ桜などの花が迎えてくれる。珍しいのは岩礫帯で岩穴にヒカリゴケがあったりする事だ。水芭蕉やエゾノリュウキンカは水のある所ではそれほど珍しくはないが、雪の消えた沢に咲く黄色は強烈。高木は赤エゾマツ、ダケカンバ、ナナカマドなどが多く8月中旬からナナカマドが紅葉し始める。旭岳の頂上が冠雪した頃は、此処が紅葉のピーク。全長2㎞約50分有れば十分だ。
大雪山旭岳の近くにはどんなに凍てついても凍らない沼がある。鴨沼とワサビ沼といい標高千メートル以上の大雪の森にひっそりとある小さな沼だ。圧雪車で踏み固めたクロスカントリーコースが湿原の近くを通っているのでスキーコースを利用して湿原にトライしてみよう。コースは少し複雑なので、旭岳ビジターセンターに立ち寄り、コースマップと簡単な説明を聞きいて行かれるとよい。スキー合宿の期間は全日本クラスの選手が練習をしていることもあって、あっという間に追い越されてしまうことも。そんなときには少しコースを外れ、のんびりと歩いても湿原まで一時間以内でいける。コースの初めは登りが多いが、ロータリー付近からは平坦になり、赤蝦夷松の美林の中を進み、下りに入るとやがて左側に目的の湿原が広がる。湿原の横には鴨沼とワサビ沼がどんなに凍てついても凍る事無く水面を見せている。鴨沼、ワサビ沼は文字通りここで越冬する小型のカモの群れがいることもある。北海道で最も標高の高い水鳥の越冬地かもしれない。樹木にへばりついた雪と水蒸気が凍り、一見樹氷のような形に見えることもあるが、完全に樹氷にはなりきれずに、強風などに煽られてコースに落下してくることもあり、頭上にも注意をして歩こう。旭岳への登山道は天女が原湿原を通っているため、湿原へのルートはワサビ沼湿原自然探勝路だけだが、夏の鴨沼、ワサビ沼湿原では冬の湿原とは違い湿原本来の姿が見られる。
旭岳にはロープウエイがあり、多くの観光客も姿見ノ池を目指してやってくるが、ロープウエイの真下にある登山道を歩く人は少なく、観光シーズンでも静かな山旅ができる。登山道のわきにはアカェゾマツが多く、途中には2つの湿原があって天女ヶ原湿原と呼ばれ、タチギボウシや、葉に斑の入った珍しいミズバショウなどが咲く。温泉から湿原まで足をのばして見るのも良いが、そのまま進みアカェゾマツに囲まれた湿原を抜け、登るにしたがい次第にダケカンバの林にかわり、やがて眼下にはアカェゾマツの樹海が広がる。登りきって溶岩台地の上に立つと展望が開け、旭岳が目前に迫ってくれば姿見ノ池は近い。
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