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羅臼町は類い希な自然環境が備えた人類共通の世界遺産に指定された知床半島の南東側で眼前に広がる根室海峡を挟み国後島が、羅臼町とほぼ平行に対峙し、近い所で25kmしか離れていません。まちの花はシバザクラ、町の木はななかまど、町の鳥は半島一帯に棲息し、国の天然記念物に指定されている尾白鷲。知床半島はオオワシ、オジロワシの世界最大の越冬地で知られるが、知床はシマフクロウの重要な繁殖地ともなっている。また日本最強の猛獣ヒグマが高密度で生息する野生の王国でもある。冬は世界の最も低緯度で流氷が見られるところでもある。
国道335号沿いに建つ道の駅「知床・らうす」は日本で一番、北方領土・国後島に近い道の駅。もっとも近い所で約24kmで、晴れた日には東側に北方領土・国後島が、西側は高さ羅臼岳が一望できるビューポイント。海と山どちらも楽しめる知床横断道路の最東端にある道の駅。
知床にはこれまで人の手がほとんど入っていない原始の森が部分的に残されています。亜寒帯に属する森林はハイマツの群生する高山植生、火山活動により形成された湖沼を取り巻く湿原、針広混交林など多様な植生によって形成されています。展示では標高ごとに移り変わる森林の変化と、知床の森林を代表する樹木の標本、複雑な地形を生んだ火山活動や地質の様子や知床に生息する野生動物などを解説展示。
羅臼国後展望塔は海抜167mの羅臼市街地を望む高台にあり眼下に国後島の雄大な姿を一望。館内では、北方領土に関する資料の展示や、約17分程度の北方領土に関する映像上映もみられる。望郷台には周囲の森林を探索できる散策道もあり、イカ漁の季節になると、港には漁火を灯した船が並び幻想的な光景が眼下に広がります。
知床東海岸は西海岸に比べまだまだ観光開発が進んでいません。狭い海岸線を縫うように続く海岸の旅は西海岸と違った厳しい自然に生きる素朴な知床をかいま見る事が出来るでしょう。相泊からさきは道はなくこの先から岬までは歩く迄になりますが一般的には崩浜浜くらいまででしよう。昆布のシーズンは注意を、もちろん熊対策は必要不可欠になります。
知床半島の西海岸は海岸伝いの道はなく原始の知床を目のあたりにするには海からのルートに頼るしかない。徒歩では2泊覚悟のハードな道程となり、いわばスペシャリストだけの世界。知床岬は漁船での上陸等も禁止、遊漁による礒渡しも場所は指定場所のみとなっています。岬先端近くは二段の海岸段丘になっていて上の段丘には灯台があり下の段丘は広い草原になっている。かつて此処には人々が暮らした古代の遺跡と知床日誌にも記された湧水があります。
知床半島で車で行ける最先端です。小さな宿と漁港があります。釣りではここから出る釣り船や礒渡しもあります。陸路で知床の岬に向かう方はここがが出発点になります。健脚者でも往復では余裕を持って行くなら4日程度は見ておいた方がいいでしょう。相泊港では釣りも出来ますが、釣り具は用意して行くこと。
沖合から見ると熊が立ち上がったような形に見える岩なので迫力満点、海から見ても目立つと云うことです。見方を変えると招き猫のようにも見えるが、クマ岩のネーミングはらうすならでは。市街地から道道87号線を相泊方面へ車で約20分の道路沿いですぐ見つかる。近くにパーキングなどや緊急避難設備等はありません。
根室海峡に沿って道道知床公園羅臼線を相泊方面に進むと、右手に天狗に似た形の岩が見えてくる。この天狗岩、海と風が作り上げた自然の造形美というのだが、僕には巨大な海馬にしか見えないが。遠くに北方領土も望むことができるのはさすが羅臼ならではのロケーションだ。朝日の名所ともいうが北の国からのロケ地でもある。
マッカウスの洞窟は北海道の天然記念物に指定されている緑色に光る苔が自生。洞窟の入り口に柵が有り苔が保護されていて中には入れません。柵のそとから眺めるだけですが、表示がある所から見てやっと解る程度ですが、駐車場も完備しているので気軽に寄れる羅臼の名所。
マッカウス洞窟の傍に幕末の探検家で北海道の名付親である松浦武四郎が「知床日誌」の中で洞窟に宿泊した時に詠んだという歌碑があり「仮寐する 窟におふる石小菅 葺し菖蒲と 見てこそはねめ」と刻まれてます。実際には安政5年6月15日(陽暦)にチトライの番屋で宿泊している。
映画「地の涯に生きるもの」のロケ地。昭和39年10月顕彰像建立、森繁久弥と町民との交流の思い出をこの公園に残す。国後を見ながらの展望はとても良い所です。秋は烏賊釣りの漁り火や朝日の中で魚の水場風景を、冬は流氷を見ることができます。また、市場が近いので船からの荷揚げ、セリ風景も見ることができます。
標津方面から羅臼町に入った最初のパーキング。標津側の海岸からは小さな島にしか見えなかった国後島が、ここに来てその巨大な全容を現しはじめる。また、知床連山の山並みも間近に迫り、羅臼らしさが実感できる景勝地だ。此処は陸志別川の河口近くにあり釣りシーズンは釣り人の姿も多い。
羅臼に来ると北方領土は、本当に近くに見えます。別海町や標津町では小島に見えていたのが、羅臼に入るとその全貌を表し始め、北方領土国後島が長い羅臼の海岸線に平行して横たわり、晴れた日は島の港や船の動向が良く見える。国後が「日本の領土」である事は誰もが知っているが、その島へは渡ることができない。ふだんは実感する事のない国境や世界という言葉が、羅臼では現実の世界として迫ってくる。
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