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知床半島には85の河川がありその殆どは山岳渓流がそのまま海に注ぐ、川の上流に当たる部分が河口まで続いているような感じで、知床には大小様々の滝が多いのもうなずける。知床半島の東側は標津町と羅臼町に分かれますが規模の大きい河川は標津側に多い。釣りで渓流にはいる機会は標津側の方が多いが、滝の情報は羅臼側の方が断然多く滝の無い川を探す方が難しいかも。その情報の中で一番古いものは松浦武四郎著の山川取り調図。取りあえず知る限りの滝情報を整理してみたが高さや規模は曖昧、そこは釣り人情報という事でご容赦を。
最初は春刈古丹川、此川はドラマ「北の国から」子供たちを連れて課外授業に訪れた涼子先生と川でたそがれていた純君とが再会した場所だ。今回は春刈古丹川に沿って林道を上流に向かって進もう。二股近くの緑栄橋を過ぎるとまもなく左支流から落ちる小さな滝が現れるが、樹木の陰になり見えないかもしれません。更に林道を進むと支流大谷川二股の前で橋を渡ります。この橋から川を下ること約150mくらいで魚止めの大滝。
林道が途中まで有り入川には便利。林道が無くなると、釣り人の踏み跡を辿るとまもなく堰堤に着く。左岸を巻いてすすむと古い林道に出るが、その林道を下って行くと堰堤の上に抜けられる。上流にもう一つ堰堤があるが左岸を巻いてぬけられる。遡行してまもなく右側から知西別湖から流れ出た川が15m位ほどの滝となり架かっている。本流の方は5m位の滝で、右側から簡単に抜けられる越える。遡行を続けると明るく広い上二俣に着く。釣り師はこの辺まででその先は沢屋の世界だ。滝の本命はこの先にある奥二股より、左右両方から滝が流れ落ち続いてナメと小さな滝が階段状に連続し先には大きな滝がある。この滝の左岸を巻いて遡行を続けると最後は大滝に着く。大滝を超えるともう羅臼湖は直ぐ近く。
サシルイ川は増水がなければ遡行は容易です。また鹿の付けた獣道がしっかりしているのでこれを利用すると歩きやすい。下の二股を左に進み上の二股では右がサシルイ川、左が海豊川に分かれるが、海豊川へ進んで行くと、左岸から二段の大滝がかかっている。水源はサシルイ沼と思われるが高さは80m位あり水量もあって豪快な滝だ。そのまま遡行を続けると二段20mの滝にあうが、右側の細かいホールドを登ると上部は滑床になっていて滑るので、落ちない様に注意する。次の滝は、大きな釜を持った滝だが簡単に巻いて行ける。過ぎると小滝と滑滝が続き、歩いていて気持ち良い沢になる。そして、二つの大きな滝が流れ落ちている600mの二俣に着く。
知床の沢の中では、河口から源頭までの距離が短く小滝、大滝、滑滝が連続する美しい沢だ。アプローチはモセカルベツ川に架かる橋から、沢沿いに延びる林道を少し入り、遡行開始するのだが、鹿が歩いた獣道を利用すると楽ができる。遡行をはじめてまもなく小滝がででくるは困難な滝はない。380m地点に出ると落差20m程の滝、ホールドが割としっかりしている右岸側から意外と簡単に登れる。滝の上にでると、今度は横幅いっぱいに広がる美しい滝が・・この沢の核心部でしょう。この先は沢屋さん専用で、引き返すなら此所。
羅臼町市街から海岸沿いに相泊方向に約13km程の所に、この川にかかる「いわみ橋」がある。知床半島でも小さい川だが、オショロコマの釣りをする人が訪れている。橋からすぐ上には砂防タムがあり、ダムを越えてまもなく落差のある渓相荒い流れに変わり、秘境知床の河川を思わせる。遡行二時間半ほどで川は2段になった30mほどの函滝。
岩見橋から相泊に進み約1.4kmに有るきりたち橋から直接川を遡行するとすぐ高さ4~5mの滝が連続して懸かる。この滝壷には良型のオショロコマが溜まっている事がある。川沿いに道はなく始めから落差のある荒場の遡行となる。川は滝を越えると深い谷を刻み渓相も荒く、素朴な知床河川の姿をあますところなく見せてくれる。
羅臼から相泊まで進み、ここで車を置いて後は海岸を歩くこと25分でカモエウンベ川河口に到着する。川は大きな石や岩の多い落差のある荒い渓相、オショロコマも生息する知床の山岳渓流だ。苔むす大岩が激しく渓水をはじく流れを遡行すること1.5km余り上で高さ4~5mほどの滝となる。
河口に戻り更にカモイウンベ川からさらに500mほど知床岬寄りに海岸を進むと崩浜川に着きます。カモイウンベ川よりやや小さいが、この川も河口付近から大岩が積み重なる荒い渓相で、落差ある小滝をつくる流れがつづいている。河口からおよそ600mの地点で急激に高度を上げやがて10mのほどの滝(魚止めの滝)に着く。河口からオショロコマが生息していると云うが極めて限られた区間だけに此処ではオショロコマウオッチングで。
山川取り調図では陸志別川支流にソウシベツ、羅臼川上流にソウ、ハシコイ川の上流にポロソウとポンソウ、刺類川上流にポロソウという名前が載っている。それがどの滝を指しているのか不明。滝の確認をしてはみたいが出来そうにありません。
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