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十勝管内の最南端に位置し東は太平洋、西は日高山脈の山並みが聳え日高山系に水源を持つ4本の河川が海に注ぐ。漁業では東太平洋最大の十勝港を基地に親潮と黒潮が混じり合う恵まれた海は「水揚げ日本一」を誇るシシャモやコンブが有名。農業では酪農を中心に畑作も行われているがチーズは広尾の特産品になっている。一方海洋臨海公園の水族館やラッコ館は閉鎖されてしまったがアウトドアゾーンとしての魅力は十分。12月のクリスマスの頃は町全体がイルミネーションに包まれ広尾の町中に溢れるキャラクターは見て楽しい。
太平洋に面した臨海公園で十勝管内で唯一の海洋水族科学館と海獣館、遊園地、全天候型テニスコート、パークゴルフ場、海水浴場、キャンプ場等を擁したテーマパークでしたが、入館者の減少に加え広尾町の財政事情等により海洋水族科学館と海獣館は閉鎖、遊園地も施設類は撤去され主要な施設は消滅。残されたのは海洋博物館、郷土文化保存伝習館などの文化施設とテニスコート、パークゴルフ場、キャンプ場や水遊びができる海辺のふれあい広場のみ。海水浴場は閉鎖されシーカヤックや釣り場向きのアウトドアエリアに変身。サーフィンに関してはフンベの滝に近い美幌海岸の方が人気で黄金道路では珍しく砂浜が続いている。◇所在地:広尾町字野塚
市街地に近く海辺のキャンプ場といってもサイトは林間にあり静かな環境です。バンガローは8人用の水道付なのでグループ向き。海水浴や遊園地は無くなってしまったが『海辺のふれあい広場』から美幌地区までの黄金道路沿岸は知る人ぞ知るサーフィンのスポット。シーカヤックや釣りなどアウトドアユースなら存分に楽しめそうだ。設備も過不足無く揃っている。シーサイドパーク広尾敷地内にはパークゴルフ場も有る。また『オオバナノエンレイソウの大群落』を巡り歩くのも良い。◇広尾町字野塚 TEL:01558-2-4824
北方圏の動物、魚の世界、広尾町の漁業、世界のサケに加えて2階までのスロープには、広尾町出身の第61代横綱『北勝海』展示コーナー2階には山岳画家『坂本直行』展示室の全6コーナーに分かれている海洋博物館で広尾町の漁業まで海に関する事や北方圏の野生動物がわかるようになっている。併設されている。郷土文化保存伝習館では広尾町の動物と自然、明治・大正時の漁家、黄金道路開削ジオラマなど広尾町の歴史や自然の資料が常設展示されています。
◇所在地:広尾町字野塚989番地 TEL:01558-2-5572
旧広尾駅舎は現在も健在で十勝バスとジェイ・アール北海道バスが乗り入れるバスターミナルとして活用され、出札窓口は十勝バス広尾案内所と図書館になっている。旧駅舎内は広尾線の記念館も兼ね、改札口もそのまま残されているが、駅舎裏手のホームなどがあった構内は鉄道記念公園として整備され 、駐車場とパークゴルフ場になり公園内には車輪のモニュメントを残しているのみ。鉄道記念公園パークゴルフ場の利用は5月上旬から11月上旬まで、広尾町内のパークゴルフ場はいずれも無料で利用できるが、雨天時とコース整備の休業日はコースの利用出は来ません。休業日は事前に確認をしてください。◇所在地:広尾町丸山通北2丁目
昭和59年にノルウェーから認定された日本唯一のサンタランドでサンタメール等、手紙やインターネットによる活動が主だが、広尾町らしい魅力、夢、ロマンのある町づくりを「サンタランド」を通して実現しようというもの。もちろんクリスマスになるとサンタランドツリー点灯式をはじめ大丸山森林公園内の樹木や建物にもイルミネーションが灯り園内はクリスマスムード一色、点灯式の最後には花火の打上げも有ります。◇所在地::広尾町字広尾 大丸山森林公園
広尾サンタランドの資料及びオスロ市から送られたクリスマスカードやノルウェーの人形絵本などが展示され、売店ではお土産や来園の記念にぴったりのクリスマス関連のグッズや、絵本作家の永田萠さんのグッズなどの販売も行っています。2階は毎年冬にクリスマスにちなんだ作品を公募する『サンタクロース展」』の入賞作品を展示紹介しています。◇期間4月29日から12月25日(時期により平日閉店あり) ◇所在地:広尾町字広尾 大丸山森林公園
十勝神社のエゾヤマザクラは、昭和17年に神社の再建を記念して行われた65本の植樹をはじまりとして、その後もたびたび植樹が行われ、現在ではツツジや桜の名所となっています。開花ピーク時にはライトアップも行われる。広い境内には遊具などを整備した公園と十勝の名木100選『ヤチダモ』の林や十勝では珍しいスギなどの樹種が見られる。『十勝神社』と呼ばれるようになったのはこの地に神社が再建されてからの様ですが、創祀は白衣観音像(円空作、道指定文化財)から推察すると300年以上という十勝最古の神社との事です。裏山は丸山公園です。
◇所在地:広尾町茂寄1番地13 電話 01558-2-2063
昭和の初めから日本は侵略戦争に突き進み、軍国主義が頂点に達した昭和16年には第二次世界大戦に突入。これは大東亜共栄圏という侵略的な思想を強いるもので、国内では反対する者への容赦ない弾圧、アジア諸国に対しては日本の植民地化して、アイヌ民族に対してしたように母国語を奪う同化政策を含むで傲慢な試みだった。この侵略戦争に対し連合軍は反撃、追い詰められた旧日本軍は本土決戦を叫び、米軍の上陸に備え昭和19年に大平洋沿岸各地に築城作業を強化、広尾や大樹は防衛拠点として陣地が設置された。広尾には12カ所の陣地が確認されていると云うがこのトーチカもそのひとつ。だがこんな砦で強大な連合軍の上陸など阻止できるはずもなく、命を無駄に捨としか思えないもの。戦争の結果は誰もが知る通りだが、未だ大東亜共栄圏が正しいとする亡霊が闊歩していることには警戒心がひつよう。◇所在地:広尾町野塚防霧保安林内
大丸山森林公園はエゾヤマザクラとエゾヤマツツジの名所で5月上旬~下旬にはが鮮やかに園内を染める。展望台からは広尾市街と十勝港の殆どが眺望できる。車でも登れるが一方通行で道せまく入口のゲートは17時で閉鎖なので注意のこと。また大丸山は広尾サンタランドのシンボルゾーンでサンタの家をはじめクリスマス関連の施設やモニュメントなどがありクリスマスにはイルミネーションが灯されクリスマスムード一色という。◇所在地:広尾町字広尾689番地 大丸山森林公園
シーサイドパーク広尾敷地内で最初に咲くのはカタクリ、あまり知られていないが道東で唯一とも言える群落が有る。カタクリの花が終わりかけると国内で最大規模の群生地として知られる『オオバナノエンレイソウ』の白い花が辺り一面をうめる。ユリ科のオオバナノエンレイソウは、開花までに10年以上の年月がかかる長寿植物。他にもサクラ草など色々な花が有りますが珍しいのはシラネアオイ、あまり平地では見かけない。手軽に見られるのはキャンプ場の奥で観察には向いている場所でしょう。◇所在地:広尾町野塚
個人で管理をされている森で、湧水の小川と水辺に沿ってエゾノリュウキンカやミズバショウが咲き、下草を刈った林内にはカタクリやアズマイチゲ、シラネアオイやエンレイソウが次々と咲き誇るという。小川の上に林の中に咲くカタクリの花を真横から眺められる床面の高さまで配慮してオーナー自ら建てた東屋と、ハルニレの立木に柱を取り付け、上部には4.5畳程度のスペースを設けたツリーハウスがある。茶室からは一帯の景色を眺める事ができる。訪問は事前の連絡が必要。◇見学時間10:00~12:00、13:30~15:30 不定休・入場料1000円
◇所在地:北海道広尾町野塚1線23 TEL:090-1305-9558
広尾町豊似から浦河町上杵臼までの国道236号「通称・天馬街道」が約27年の歳月をかけて平成9年9月開通、広尾町と日高地方を結ぶ山ルートで秋の紅葉は綺麗。天馬街道には広尾、浦河のどちらからでも何本かの覆道トンネルや大橋などを経て日高山脈を貫く延長4,232mの野塚トンネルを越える。トンネル浦河側の翠明橋に有る公園にはトイレ以外に固定ベンチ、テーブル、カウンター、コンセント完備の休憩所がある。もう一つは知る人ぞ知る天馬の湧水、野塚トンネル内部から湧き出る超軟水を汲める湧水施設がある。天気の良い日は休憩所で遊水のお茶でもどうぞ。
国道336号線の中で日高山脈襟裳国定公園内の日高管内えりも町庶野から広尾町広尾橋までの延長31.7kmの区間を通称『黄金道路』と呼んでいる。えりも町と十勝を直接結ぶ海岸線のルートで断崖と太平洋とに挟まれた雄壮な景観はドライブコースとして人気があったが最近はトンネル区間が多くなり以前のような景観は得られない、またひとたび海が荒れたり大雨などで通行止めとなる事も少なくない。『黄金道路』の名前は道路開通の工事が難航を極め『黄金を敷き詰めるぐらいの巨額を要した』というのが通説になっているが、実際には開通前の昭和5年頃から異称として使われていた。度重なる改良工事や現在も続く修復工事で黄金道路の名前は不動という事になったが日勝道路というのが正式な名前・・工事1926年に始まり難工事で8年後に完成したが、1967年より改良工事が始まり完了に14年の歳月を要した。最近は覆道の延長や防護壁などで景色が見られる所が少なくなりそのイメージは変りつつある。道路建設工事の犠牲者は1934年に21人という事になっていますが、当時の現場では過酷な労働と残酷な制裁のもとに働かされたタコ部屋も含まれており、実際の犠牲者はもっと多かっただろうと思われます。
北海道の中央から南に向って走る日高山脈と日高山系が太平洋に沈む襟裳岬一帯を含む広大な山岳公園。日高山脈は幌尻岳を最高峰とする褶曲山脈で、カールが20個以上もあるというのが最大の特徴。日高山脈には登山道の無い山も多く沢登りで登られる事が多い、その意味では登山者を選ぶ難易度の高い山系といえる。比較的気軽に行けるのはアボイ岳くらい、日高山脈固有の植物も多く登山者の目を楽しませてくれるが、大型の野生動物も多く登山にはこれらの対策も必要になる。気軽に山岳公園に触れられるという点では、広尾から襟裳岬にかけて海食崖や岩礁の続く黄金道路と日高山脈を横断する天馬街道がお勧めですが、これはお天気次第。
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