☆更新情報など☆
トップメニュー、レイアウトの一部変更。
利尻島は緯度が高く、年間の平均気温が低いので、リシリヒナゲシに代表されるように、北海道でも利尻島でしか見られない固有種が見られます。高山植物展示園ではそれらの植物を集め展示しています。郷土資料館中庭内にあるのはミニ庭園風だが、鴛泊近くのふれあいランド内にも高山植物展示園がありこちらは規模が大きく本格的な展示園。登山の時間のない方は是非足を運んで。◆利尻島郷土資料館中庭内
沼浦展望台からはオタトマリ沼と利尻山そして美しい海を見渡せる最高のロケーションだったのだが最近は樹木の生長で沼の視界が狭くなってきている。それでもなを景観スポットとしては外せないスケールを誇っている事に変わりはない。沼浦海水浴場を眼下に対岸の正面に日本海を挟んでオトンルイの風車が肉眼ではっきり見え、壮観な大パノラマが広がる。大型車進入禁止のため観光バスが立ち寄らないので静かに景色を楽しめます。展望台入り口にキャンプ場あり。
鬼脇から南3kmに有る小さな湿原で自然環境に恵まれ季節になるとワタスゲの花が綺麗です。湿原には周囲1.5kmのオタドマリ沼があり遊歩道があり季節の花やさわやかな水辺をゆっくりと堪能できます。オタドマリ沼は明るく開放的な雰囲気でひっそりした姫沼とは対照的、やや赤みをおびた沼の水と赤エゾマツ原生林に囲まれた周辺の緑とが見事なコントラストを見せていま。逆さ富士の景色は最高ですが遭遇するのは奇跡に近い。逆さ富士というのであれば沼の小さい南浜湿原の方が確率は少し高いでしょう。駐車場、レストハウス、売店、トイレを完備。
地図で見ると沼浦湿原の方が大きいように見えるが、南浜湿原は利尻島最大の湿原で高層湿原を含む本格的なもの。火山の爆裂火口の中で形成されたという学術的にも極めて貴重な湿原です。周囲を赤エゾマツに囲まれ湿原にはメヌウシロ沼など大小無数の沼が点在し、観察用の木道も整備され春から秋にかけて高山植物や湿性植物などの様々な花が咲き、花ファンには見逃せない場所です。ちなみに「メヌウショロ沼」は、アイヌ語で「湧水池のある湾」の意味だそうです。沼の周辺には特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウが目立ち、南浜湿原では2005年から駆除を開始、年間およそ3万本前後の駆除が、ボランティアの方々の手で行われています。
町営の日帰り温泉施設がある総合交流施設「北のしーま」は沼浦展望台やキャンプ場、オタトマリ沼などがある鬼脇地区にあります。ここにも天然温泉【利尻富士温泉からローリーで温泉を運んでいるらしい】がある。サウナはあるが浴槽は内湯のみで露天はありません。鬼脇をベースにして活動するアウトドアマンやフィッシャーマンにはお勧めの施設かもしれません。管理人が利尻滞在中には観光客の姿は殆ど見かけなかったが。◆利尻富士町鬼脇 TEL:01638-3-1180
利尻島の観光スポット、オタドマリ沼にあるお土産店で、利尻島のお土産屋さんの中では豊富な品揃えで最も充実している店。他に味工房がありウニ寿司に人気が有る様だ。管理人は写真撮影でオタドマリ沼にて雲待ちや光待ちのため何日かとどまっていたため昼食はここで済ませていたのだが、ホタテカレーに人気があった様です。2010の訪問時はイベントで無料の湧水コーヒーサービスがあり 殆ど毎日の様にコーヒーを頂いた。オタドマリ沼と利尻山の絵柄は銘菓「白い恋人」パッケージにもなっているが、ここにも「白い恋人」がありました。◇利尻富士町鬼脇字沼浦
利尻富士町鬼脇にある小さなホテルでレストランを併設している。管理人はキャンプ場を利用しパソコンを使いたくなった時に宿に入るのが旅の基本スタイル。海が荒れ気味で釣りを半ば諦めオタドマリ沼の写真に的を絞って仙法志から鬼脇間の宿を探した。二軒目に訪ねたのがオタドマリ沼に朝駆け夜打ちには手頃な距離にあるプチホテル川一。9月と云う事で観光のピークは過ぎていた事もあり運良く宿泊出来た。料理は観光用と一般用の二通りある様です。経験から観光用では食べきれないと思い一般の料理としたがそれでも蟹やウニまで付いて食べ余すボリューム。利尻は凄い所だ~・・後で聞いたのだがレストランではトルコランチと言う珍しい料理があるとか。次回利尻上陸の時は試して見よう。付け加えると南浜湿原とオタドマリ沼の逆さ富士ゲット◇尻富士町鬼脇字鬼脇 TEL:0163-83-1881
かっての行政の中心だった洋風建築物、旧鬼脇村役場の建物を改築して開館した郷土資料館。写真や模型などで利尻島の歴史を分かりやすく展示。なかでも昔、天塩の山火事の影響で海を泳いで渡って来た大熊と利尻島民の写真はものすごいの一言、野生の生命力には驚異を感じるね。◆利尻富士町鬼脇 TEL:01638-3-1620
最北の島に美しい姿を見せる標高1,721mの独立峰、別名利尻富士とも呼ばれ、日本百名山百選では北の秀峰として1番目に数えられている。多くの登山者を魅了する利尻山は遮るものがない頂上からは360度の大パノラマを楽しむ事ができます。ここ数年利尻山の登山者が急増し同時にケガなどの事故も増加しています。登山の際はじっくりと計画を練ってから挑戦しましょう。夏山シーズンは多くの登山者でにぎわいますが山の環境は次第に悪化してきています。山の環境保護のため利尻町では携帯トイレと水に溶けるポケットティッシュを登山道入口と各旅館ホテル等にて配布しています。トイレブース(簡易)も6合目と8合目、9合目の3箇所に設置しています。利尻山の環境の保全し快適に登山してもらうため、携帯トイレの使用とゴミ持ち帰り、避難小屋使用後の清掃には協力を。
距離6.9km、登り約5~6時間、下り約3~4時間。山頂で1時間の休憩を考えると天気の良い日でも11時間は必要となるので早朝の登山が条件。車で行ける北麓野営場から登山開始=3合目(甘露泉水)=環境庁の日本名水百選にも選ばれた「甘露泉水」先は水場はないので十分に補給。1人1.5リットルは必要。分岐点=ポン山、姫沼方面と利尻山の分かれ道。山頂を目指す方は右へ。右へ行くとすぐ「乙女橋」があります=標高410m(野鳥の森)=エゾマツ・トドマツなどの森が続きます。比較的道幅も広く歩きやすい。野鳥のさえずりも聞こえます=標高615m=5合目ぐらいまでは単調な登りですが、道幅が狭くなりジグザグの坂道となります。道の両側からの樹木の枝に注意、サングラスや帽子で保護してね=6合目(第一見晴台)=展望が開けて礼文島や鴛泊市街が見えます。ここでちょっと休憩して呼吸を整えましょう。ゴロゴロ石の登りとなっていますから足下に注意=7合目(七曲)標高900m=ここからは傾斜はきつくジグザグの道で高度を上げていきます。眼下には姫沼がみえます。8合目(長官山)標高1.218m視界が開けまるで絵のような景色が目の前に。ここから見る利尻山はすばらしいです。引き返すならここで。=利尻山避難小屋=標高1.230m約30人ほどの避難が可能ですが設備は何もありません。注意書きをよく読んでキレイに使いましょう。避難小屋を過ぎると高山植物の花畑が現れ、登りが急になります=9合目=標高1.400m看板には「ここから正念場」と書いてあります。本当です。9合目を過ぎ山頂に近づくにつれて傾斜が増し、足場も悪く滑りやすくなるので注意しましょう。危険な個所にはロープが張られています=沓形分岐=標高1.580m沓形ルートとの合流地点。この先のガレ場は滑るので登り、下りとも注意しましょう。一頑張りして=利尻山=標高1.719m山頂到着お疲れ様でした。下りはかなりきついです。下りもかなりの体力を使うことを頭に入れ体力を温存しておこう。
利尻山九景の位置にある「石崎灯台」は塔高32.23mで、日本第7位という。対岸のノシャップ岬の「稚内灯台」が、塔高42.7mで日本第2位という事は有名。北海道で塔高第上位を占める二つの灯台が、利尻水道を挟んで建っている事は偶然とはいえを実に興味深い。残念ながら灯台の前はスクラップ置き場のようになっており写真撮影は下側をカットしないと絵にならない。これは何とかしてほしいものだが・・・
道路からは遠く見えるが断崖の下にあり近くに行くのは難しい。観音岩に降るルートを探している時に出会った漁師さんに貴重なお話を伺ったのでそれを要約して紹介。漁師さんの子供の頃(現80才過ぎたと云う)観音岩の(沖に向かって)右側に4件のニシン番屋と六個の井戸があり船揚場も有ったと云う。その頃は観音岩をオカムイ様と云い大切に扱われ信仰のシンボルであった。幕末の探検家である松浦武四郎が弘化3年9月に利尻島を訪れた際の記録や「西蝦夷日誌 巻之七」にカムイノカと言う所があるが、岬状で有り地形は一致。カムイは訛ってオカムイとも呼ばれるという事から観音岩の岩場がカムイノカと考えても良さそう。アイヌの時代からの信仰が番屋に引き継がれた形だが。当時の船揚場があった所は漁師さんが磯舟揚場として利用している。観音岩には昆布を運ぶため作られた今は使われていない作業道を利用しほぼ観音岩の真上近くから下るのだが岩場付近まで降るとかなり荒れている。雨天や時化の時は波を被ったり岩が崩落する可能性あり極めて危険。入り口の場所は近くの漁師さんに聞いてください。◇利尻富士町鬼脇字鰊泊
トップメニュー、レイアウトの一部変更。