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雄冬海岸は道路工事が進んで高い護岸や消波ブロックの投入などにより名釣り場の殆どが失われてしまった。そのため入釣可能なポイントに釣り人が集中するため以前の様な釣りは期待できないが、かつての秘境雄冬で釣りをしているという実感はある。雄冬海岸で比較的釣場に入りやすい場所を幾つかのエリアに分けて簡単に紹介。
雄冬港北側玉石場から漁港までの間は近投でポイントを変えて拾い釣りができる。あと雄冬海岸で真水の入っている所で、有る程度水深が有れば有望なポイントとなる。その流れ込みの中に一際目立っている白銀の滝と銀河の滝がある。駐車場も有るので釣場に入るのは楽だが実績は未知数。二つつの滝は浜益区に入るが増毛エリアとしたほうが何かと便利なので増毛側に編入してあります。
雄冬は1983年に国道231号線が開通する迄は、増毛からの船便が1日1往復だけ、海が時化ると陸の孤島と化す秘境でした。その雄冬の市街地に有る漁港の釣りシーズンは4月から。比較的魚影の濃い防波堤先端部分を除けば割と釣場の確保に困る事は有りませんが、外防波堤は進入禁止で入れません。気軽な釣りならワームやブラーの釣りがお勧め。
雄冬トンネルの両側ともに降りることは難しくはないがブロックの山で取り込みは面倒で夜は危険。釣場の移動はでテトラ伝いにはしないようにしましよう。事故防止の為にも明るいうちに下見を充分にする事、ブロックが濡れている時は危険。対象魚は夜釣りで根魚類が主体。
岩老港は小さな漁港で港の入口が極端に狭く港内での釣りは殆ど期待できません。漁港の奥にある茂尻島は立ち入り禁止です。岩老温泉前は入釣の楽な場所で拾い釣りで釣果を望め、岩老トンネル北口からテトラを越えで出岬状の岩場に行ける。岩老トンネルと赤岩覆道の中間平磐での釣も出来るが足場が悪く要注意、根魚類が望め浮きの使用も可能。武好トンネルと赤岩覆道の中間には階段があり釣座を構えやすい。武好トンネル南口にも階段があり夜釣が可能。
湯泊岬の覆道の両側とも砂地にバラ根が混じる雄冬では根掛かりの少ない釣場。テトラがある為短い竿では釣りになりません。湯泊岬のトンネルの南口側から岬先端付近まで行け深さもあるので浮き釣りも可能。日和岬(日和トンネルの南側)は陸路での接近は難しいが五目釣りが出来そうで遠投でクロが上がる。汐岬は南側から先端近くにアプローチが可能、夏は夜釣り主体になるので事前に天気予報を確認の事。釣りに訪れる方が多いので多くは望めません。
雄冬海岸では駐車場所の確保と海岸への降口が問題。昔は日方泊岬からマッカ岬まで全域を歩いて釣りが出来たが道路工事が仇となって釣場が無くなってしまった。増毛から歩古丹トンネルを過ぎて下り坂から見える壊れたケーソンから投げ釣りが可能。日方泊岬側に進むと行き止まりの様に見える岬状の岩場があるが乗り越すことが可能、ただ単独では危険です。岩場の奧には深い亀裂が沖から入っていて根魚類が上がるが投げ竿よりも延べ竿の方が面白い。天狗トンネルの先はテトラで釣りにならない。
穏やかな増毛海岸から切り立った断崖の続く雄冬の入口に位置する小さな漁港ですが、港の横に小川が流れ込んでいて魚の集まる要素は満たしている。とは云っても小さな港なので入ってくる魚は直ぐ釣られてしまうので大釣りは殆ど期待できません。それでもクロガシラなどのカレイから根魚まで一通りの魚が釣れる。気軽に夜釣りでワームでの釣りがここではお勧めと言う感じの港です。
港ではどこでも言えることですが外防先端が一番のポイントですが、港湾の工事をしているため入れる場所が限られてしまいます。内海、外海ともに砂地にバラ根で根掛かりはそれほどありません。深さも足元から10m以上あり、カレイは大物も期待できる。他に特筆出来ることと云えばハモ釣りの北限の港という感じがあります。増毛港より北ではハモが釣れたという話はまだ聞いたことがありません。南防波堤は足場も良く釣りやすいが早い時期だけ。港内では6月頃、夜釣りでヤリイカが釣れる。港から箸別よりの国道の登り口付近も根魚釣りには良さそうに見えるが未知数。暑寒別川の右岸500mでは鮭、鱒の釣り規制区間となっているので注意して下さい。アブラコやカジカの釣場ですが夏は海水浴場になるため釣にはなりません。
箸別川の河口を挟んで広がる釣場で鮭釣りが盛んになって注目されている。河口から留萌よりは玉石原の海岸で根掛かりが激しいが、河口から増毛側に寄るほど砂地が増えたくるようです。箸別川の左右海岸は規制区域に入ってませんので鮭釣りシーズンは釣人でイッパイですが、それ以外のシーズンは海雨のシーズンを除けば殆ど釣り人の姿は見られません。その分落ち着いて釣りが出来るでしよう。鮭と海アメをはじめアブラコやカレイ類の釣場ですが、カレイに限れば増毛側に寄った方が結果はよい。ただピンポイントの砂場にキャスト出来るコントロールがなければ好結果は得られない。
カレイの超早場として知られる舎熊海岸ですが、気の早い人は2月の中になると舎熊にその姿をみる。この季節はどこでも釣れるわけではなく舎熊駅の左右の僅かな区間に限られ対象はイシモチのみ。それも型の良いものが出るので人気は根強い。何故この季節に連れ出すのかは判らないが海中から温泉が湧き出しているという人もいる。はじめは多くの釣り人を集めているが他の釣り場が釣り期に入ると意外と空いている事が多い。だが数よりも型というので有ればシーズンを通して有望なカレイ類の釣り場である事には変わりない。見かけは玉石原ですが海底は砂場の様でで根掛かりは少ない。秋の鮭シーズンになると落ち着いて釣りが出来る雰囲気ではないが、留萌寄りにある信砂川は河口より左右海岸500mが禁止区域になっているで注意して下さい
本格的に沢登りというのであれば暑寒別川がお勧めですが、禁魚河川なので気軽に釣りと渓流を楽しむというのであれば、箸別川と雄冬の小さな川になります。箸別川は渓相もよく入川もしやすい、そのまま遡行を続けて暑寒別岳に登るとなるとエキスパートの世界ですが。下流域はヤマメ、砂防から奥はイワナだが魚影は少なく姿を見られたら幸運。雄冬には釣りの出来そうな小さな川が幾つかある。河口付近はそんな雰囲気は余りないが渓流に踏み込むとさすが秘境雄冬の川なのだと思ってしまう。表現を変えると河口から源流帯という感じで遡行は意外と楽しい。小滝や落ち込みが連続する中で渓魚の姿に逢えれば幸せというものだ。そんな川に砂防が有ったりすると渓流魚が命をつなぐ事は難しい。小さな川での釣りはキャッチ&リリースが絶対、ただし外来魚はキープすべき対象魚、小さい川ほど外来魚の影響は大きいです。
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